イメージ出来ることが一番大切。
何をするにしても一番大切なのはそれがイメージ出来るかって事だと思います。
先日、スタッフが蜂蜜ロールを作っていたのですが。
それを見て、「えーなんで。」
そう感じたん瞬間がありました。
完全に勘違いしているか理解できていない。
と言うよりイメージできていない。
すぐに作り直したのですが、
どう言う事かと言うと、「生クリームなんです。」
生クリームをホイッパーで泡立てるんですが。
ホイッパーで「泡立てる」のと「混ぜるの」も違う。
それに、大きいのは、フラノデリスの生クリームはクリーム表示って呼ばれる生クリームで、安定剤等一切入っていない生クリーム。
ちょっと立てすぎるとすぐにダメになります。
何がダメになっかって、そもそも生クリームは水分の中に油が点在している「水中油型」なんです。
だから食べた時にさらっとしてるんですが、これか泡立てすぎると包まれている油が表面に出て「油中水型」となってしまいます。
すると食べた時に油がまず口の中に広がりべたっとなります。
すごく美味しく無いです。
生クリームを泡立てすぎて劣化する原因は直接泡立てるだけじゃなくて、パレットナイフでクリームを広げるときも当然劣化していきます。
それを考慮して作業に当たる必要なあります。
外気の温度でも変わります、それによってホイッパーで立てる速度が変わるんです。
真冬の外気温がすごく冷たい時に早く回しすぎると、空気のあまり入らない締まった重いクリームになりますし、夏の外気がぬるい時にゆっくり立てるとボワボワになります。
生クリームが今、どんな状態なのかをイメージする必要があります。
ちょっとした事でもイメージできているか出来ていないかで習得の速度も変わります。
基本、人は同じだし、なんでも出来ると思ってます。
出来ないとしたら、その作業を箇条書きのようにただやっているのか、作業の全体をイメージできているのかだと思います。
そもそもが、ちゃんと伝えれていない私が伝えるイメージがいまいち出来ていないのが原因ではあるのですが。
反省してます。