千川から二子玉川まで自転車で!
25歳の頃の二子玉川のお店で働いていた時の事。
オープンして初めの頃、すごく忙しくてほぼ終電で帰って始発で出勤みたいな感じだったんです。
大阪時代の友人を誘って一緒に働いていました、でも彼は少しだけ朝が弱くて起きれないのを知っていました。
もっとも、短い睡眠時間なので朝方弱いという感じではなく、今考えれば「起きれるのが不思議」な感じですが。
ある時、お店から終電近くで帰ったんです。
私は、千川の駅、友人は隣の小竹向原あたりだったと思います。
家に着くと12時半ごろだと思いました、すぐに寝て、すぐに朝!
私は、不思議と「目覚まし時計の鳴るちょっと前に」起きるんです。
それで、ある朝、いつものように、バシッと目が覚めて。
友人に電話、「起きてるか行くよ!」
友人「おっしゃ、行こか。」
数分後に友人から電話が、「藤田、まだ2時やで!!」
私、「あれ?悪い悪い朝かと思った!」
いつも、寝る前に明日の仕事の流れをイメージしながら寝る癖があって、するとなんだか早く起きてしまう事があって。
しかも、頭も体も何故か普通にちゃんと寝たような気になっていて、「普通に疲れは取れてる」感じでした。
風邪をひいて、薬だかってってもらったビタミン剤を薬だからって思い込んで直ってしまう感じですかね。
あの頃の生活も楽しかったです。
夏頃になると暑くなってくるので、少しお店は暇になってきていました。
時間に少し余裕が出て来た時です。
私は、急に自転車で通勤したくなってパナソニックの真っ赤なマウンテンバイクを購入。
その自転車で池袋近くの千川のアパートから二子玉川まで通うことにしました。
アパートを出て、確か中野通りを走って途中で246号線だったと思います、朝がとても早いのと行く時は少し下りのような気がしました。
自転車で走ってみると距離的には18キロ、朝が早いのもあって電車よりもだいぶ早かったです。
一度だけですが、横から出て来たワゴン車にぶつかって全身がすごく痛くて大変だったこともありました。
今でも覚えていますが車にぶつかった日は「オータムンフェア」の初日だったので、忙しいし痛いし、青あざと傷だらけでカッコ悪いので、いつもコックコートの袖を折って半袖にしているのを伸ばして長袖にしていたのを覚えてます。